
歴史
袋井市・静岡県
Pilar Akaneya abre el 17 de julio de 2020 como el primer sumibiyaki de Madrid, uno de los tres restaurantes de España en servir Kobe Beef, y el primer establecimiento de Europa en servir el muskmelon japonés Crown Melon. En 2023 se convierte, junto a sus “hermanas” Marie Akaneya y Carlota Akaneya, en el primer restaurante de fuera de Japón con Matsusaka Beef, el wagyū más preciado por los japoneses, y lo hace con una carne procedente de su granja más exclusiva, Ito Ranch.
当店は、先にオープンしましたバルセロナの系列店、カルロタ茜屋と同様、日本の伝統を受け継いだ本格的炭火焼レストランであり、木材を使用したこだわりの温かみを感じられる各テーブルには、囲炉裏が備え付けられております。炭火は、テーブルの使用ごとに新しく丁寧に並べられ、食後には取り除かれます。村田は「おそらく、レストラン業界で、一番手間がかかる業種でしょう。」と、打ち明けると同時に、テーブルを一つの物語の舞台とするならば、彼女の知る限り、最もロマンティックな表現だとも言い表しました。
2011年にバルセロナにヨーロッパ初の炭火焼レストランをオープンしてから9年が経ちましたが、イグナズィは当時を振り返り、「心意気だけでの開業だったため、経営者として、また個人としても、高い代償を払いました。だからこそ、2店舗のオープンに際し、あれから10年近く経った今、学んだことを新しいステージに生かさなければならないという思いを搔き立てられました。」と語っています。
またその上で、彼の今までの学びの中で印象的だったものについて、静岡県袋井市出身の妻である村田の幼少期の思い出をあげています。というのも、彼女には幼い頃、祖母と餅を作るため、祖父と共に薪木を拾い釜戸に火をくべ、一緒に暖をとった冬の思い出がありました。そうした経験を通して、現在村田は、マドリードの地で、当店に関わる全ての意思決定の要となっています。イグナズィは「彼女が顔をしかめなければ、全てが順調にいっていることが分かります。」と明かしています。

2019年4月–袋井の自宅で、武と村田健二と千穂がラ・バングアルディアのカルロタ・アカネヤについての記事について話し合う
Fuera de Japón, la familia Akaneya se convierte en 2023 en el primer restaurante del mundo con Matsusaka Beef. Guardada celosamente como un tesoro nacional, Matsusaka Beef sale del país por primera vez a raíz de la membresía de Grupo Akaneya en la Matsusaka Beef Association y la consecuente mediación del presidente del Comité de Exportaciones, Hiroki Ito, con el Gobierno de Japón para legalizar su exportación tras décadas de infructuosos intentos. Formada por 450 miembros, la Matsusaka Beef Association acepta la entrada de una empresa extranjera, Grupo Akaneya, por primera vez en sus 60 años de historia.
Asimismo, Pilar Akaneya es uno de los 150 restaurantes de fuera de Japón con licencia para vender Kobe Beef. «Matsusaka Beef, Kobe Beef y Ōmi Beef, por este orden, —son las tres marcas registradas de wagyū más prestigiosas de Japón», aclara Murata. En Pilar Akaneya no solo se pueden llegar a degustar las tres, con calidad A5, sino cocinarlas a tu gusto con carbón.

神戸と和歌山のコンビネーションは、数々の調理法の中で最も贅沢な楽しみ方ですが、「この代わりとなるものは、提供しないという選択肢しかない。」との強い信念で完成したお店がピラール茜屋です。最後に運営責任者のジョルディの言葉で当店の創業までの歩みの紹介を終わらせて頂きたいと思います。「当店では、伝統製法で焼き上げた最高級の炭、和歌山の備長炭で、神戸肉を最高に引き立てる可能性を提供しています。これは、今まで日本でしかあり得ないものでしたが、これからは、マドリードはチャンベリでも可能です。」スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

また、我々の国でクラウンメロンを味わうことができるのは初めてです。ナショナルジオグラフィックは2020年10月22日、この 世界一高いメロンのスペイン上陸という素晴らしい取材を完成させ、この事実を直接目撃しています。
クラウンメロンとは日本で最も権威のあるマスクメロンの原産地呼称の一つであり、知穂の町 袋井市で育てられています。「クラウンメロンはうちの近くにある農場から来ています」と知穂は明かします。西洋文化では、東京内の売店では通常であるように、メロン一つに200€もの単価が付けられることは信じられません。2019年には競り場にて幾つかのメロンが25000ドルで落とされるほど、このメロンは贅沢な贈呈品として深く日本文化に根付いています。
イグナズィは東京に滞在していた頃から国産メロンの噂を知っていましたが、知穂と一緒に袋井を訪れた時、この完璧なメロンを作ることに生きがいを感じている何百もの農場に魅了され、本格的にこのフルーツに興味を持ち始めました。 このメロンの値段と味は「一つの木に一つの実」という基準に部分的に起因しています。収穫の半ば、農主がより一番良い見た目を持つメロン一つだけを各木に残し、あとのメロンを処分します。このメロンが与えられる手入れと管理のリストはおそらく一人の母親がその子供に与える注目とだけ比較することができるのかもしれません。 「それらのメロンは日本の中でさえ持つことは夢とされていましたが、今は私にとってそれらをマドリードで持つことがとても信じられません。」


2019年4月–袋井の自宅で、武と村田健二と千穂がラ・バングアルディアのカルロタ・アカネヤについての記事について話し合う



レストラン
京都の炭火焼き
ピラール茜屋は、日本産の高級食材を用いて人気の日本料理を提供する炭火焼きレストランです。大部屋が2つ続く店内には、炭火焼き用の特注テーブルが13卓並んでいます。日本の機能的ミニマリズムと京都の古典的美学に着想を得たその内装は、くっきりとしたシンプルなライン、自然な色合い、そして木・鉄・粘土・灰・綿・縄などの上質な素材で占められています。
美と伝統の組み合わせにより、ピラール茜屋は、稲わら紙を貼った提灯から漏れる柔らかな光とジャズ音楽に包まれた安らぎのオアシスとなっています。ジャズは、日本の一流料理人たちが好んで聴く音楽です。マドリードのこの一角では昼と夜とが混在するため、わずかながらも時間の概念を見失ってしまうでしょう。
訪れる者を惹きつけてやまない理由として、火、プライベートな空間、そして おもてなしが挙げられます。ピラール茜屋はこうした側面を適切に組み合わせることに心を砕いています。ご来店が初めての方であれ、リピーターのお客様であれ、ピラール茜屋の入り口の飛び石を渡って引き戸を開けるやいなや、店内で待機しているホールスタッフからの歓迎を受け、くつろいだ気分になると同時にまるで日本にいるかのような感覚に陥ることでしょう。


お料理
人気の高級グルメ
料理における喜びの基盤が食材にあるとすれば、ピラール茜屋の秘密は、まずは仕入先との関係や最高級の材料の選定に隠されているといえます。シンプルな料理ゆえに主役となる素材が際立ちますが、いずれにせよ、ほんの少し手を加えることで素材の味がさらに引き出されるのです。自然が生み出す特定の至宝を調理する責任がある場合、それ以上の作業は必要ありません。あらゆるものが最高の質を誇り、完璧の状態でなければならないのです。
製品の品質は調理方法と組み合わされます 古風な、 サービスごとに手動でテーブルに炭を注ぎます。 「これは、修復に関わる最も犠牲を払った仕事かもしれません」と千穂さんは告白する。 しかし同時に、「私が今まで知った中で最もロマンチックな表現」でもあります。
ピラール茜屋は、お客様が再び足を運んでくださるかどうかを存じ上げません。そこで、テイスティングメニュー(おまかせコース)をご用意し、食事に先立ち炭火を囲みながらダンスを楽しむかのように、バラエティーに富む日本の風味や食感をお試しいただけるようにしました。いずれのお料理も、コース全体のなかで独特な役割を担っており、コースが進むにつれ、込み入った、かつ織りまぜられた物語が展開していきます。
「三世界メニュー」には、より独創的で意欲的、かつ直観に基づいた性格が反映されています。このメニューは、食材そのものに加え、日本料理が持つさまざまな側面への好奇心にも触発されて誕生しました。料理にバランス、上品さ、そして味わいをもたらし、お客様を幸せな気持ちにすることだけを目的とする側面です。


シェフ
ペペ・フェルナンデス
1987年、アルヘシラス生まれ。料理に目覚めたきっかけは、母方の祖母が作る煮込み料理と彼女の料理への愛でした。少年時代に彼の人生を決定づけることになった慣習が豚の屠殺(とさつ)です。この辛い儀式は、彼が「子どもの頃の味」と呼ぶところの、炭火でこんがり焼いた肉をパンの中に挟んだ食べ物をもたらしてくれました。
15歳のとき、ペペはタリファの町で調理補助として働き始めます。毎年夏には皿洗い、サラダの用意、魚の下ごしらえ、肉のあぶり焼き、そして米の炊飯に明け暮れました。17歳になると、グラナダでの学業とアルヘシラスにある「ホテル・アルボラン」でのウェイターの仕事を両立し、給仕としての腕を磨きました。
18歳の頃はアルヘシラスにある2つのバルで働きながら学費を工面していました。そのうちのひとつ「バル・イボリ」では、最初に師事することになるティリと出会います。23歳を迎えたペペはロンドンに渡りウェイターの職に就きますが、質の低いサービスや貧弱な料理、低賃金といったこの業界の残念な面を垣間見ることになります。そこで5年後、スペインに帰国する際に彼は明確な目標を掲げます。それが、伝統的な高級料理とマドリードです。
アランダ料理学校ではフラン・ラバーソのもとで新しいテクニックを学びました。その恵まれた才能のおかげで実習の場をいくつか与えられた後、ミシュラン2つ星に輝く「エル・クルブ・アジャルド」に正式に採用されます。そしてこのレストランこそ、東京でカルマ・ルスカリェーダの右腕として働いた経験のあるホセ・カルロス・フエンテスが、ペペを日本料理の世界へと導いてくれた場所だったのです。そこでは専属チームを率いつつ、テイスティングメニュー用の数皿を初めて提案するに至りました。
2年後、 レストラン 「エティモ」に副料理長として引き抜かれ、ベゴーニャ・フライレのもとで最高級の食材を用いながら古典的なフランス料理の技術を駆使することになりました。ハイロ・カルボからは調理法を実践し素材を扱う上での正確性と規律について学びました。
そのような折、村田知穂から電話があり、ピラール茜屋の指揮を執ってみないかとの提案を受けたのです。ペペは修行を積むため、そして村田がマドリードのために温めていた計画を実行するためにバルセロナに移ります。村田の計画の中には、「クラウンメロン」や和歌山県産の炭を持ち込むことのほか、調理に「還元水」を使用することなどがありました。最高の炭火焼き体験を提供するという理念のもとで誕生したのが、「三世界メニュー」を作り上げるという任務です。「これまで学んできたすべての価値を結集した作品です。知穂は私に、十分な時間と自信を与えてくれます。彼女との共同作業は実にスムーズで、それが結果に反映されています。本当のことを言うと、働いていてこれほど満足感を覚えたのはこれが初めてです。お客様が目を輝かせる様子を見ることができたり、『幸せな気分です』と言っていただいたり。何物にも代えがたい経験です」。

家具
Keshōmen
炭火焼き用のテーブルを製作するにあたり、 ピラール茜屋では、 硬度または他の属性ではなく「化粧面」と呼ばれる装飾面に注目して木材を選んでいます。時として、熱にさらされた木材はひび割れし、大きな割れ跡が残ってしまうことがあります。日本には陶磁器の破損部分を修復する「金継ぎ」という技法があるように、「職人」と呼ばれる日本の名工たちは、木材の劣化を甘受した上で、 修復時には破損 個所を隠したり上から何かを塗っ たりする のではなくそのまま人目にさらすのです 。これが、わび・ さびの文化、すなわち不完全の美といわれるもので、この文化では老化や摩耗やひびが素材の変化と歴史を表現しながら対象をより美しく見せるものだとされます。これこそまさにピラール茜屋のテーブルが成し遂げたことであり、その立役者が、スペイン唯一の本物の職人であるフリオ・アロンソなのです。

2021年7月-イェレスにて、「ハヤブサ工房」にいるピラール茜屋スタッフとフリオ・アロンソ。
本当の職人であるアロンソは、 江戸時代の日本の工匠と同様、 「指物」と呼ばれる技法で作業をします。このテクニックにおいては銘木だけを扱い、釘やネジなどの金属はおろか使用木材以外の要素は何も用いずにパーツを結合し、接着剤さえも必要としないまま複雑な組み立てを行います。アロンソは、現役の超一流の江戸指物師である茂上豊と、鍛冶屋として第一線で活躍する船津祐司に日本でじきじきに師事し、この20年間を指物の研究と指導に捧げてきました。村田知穂はフリオのことを国宝だと思っています。「フリオは、日本の指物にかけては南欧一の名匠です。彼の作品のおかげで当店が恩恵を受けていることについては、深く感謝すること以外できません。フリオは、こちらが仕事を依頼しようと思って依頼できる相手ではありません。フリオのほうから依頼主を指名するのです」。


食器
土、火、水
京都にはピラール茜屋を刺激する何かがあります。京都という名を聞くだけで呼吸がより深くなることでしょう。京都ならではの美しい光景、豪勢な料理、穏やかなリズムのおかげで、より簡単に一瞬一瞬を満喫することができるようになります。「俵屋旅館」、料理店「緒方」、あるいは祇園白川にある通りや新橋通は、あまりにも控えめなため気付かれないこともある美の真髄を象徴するものです。そのシンプルで素朴な建築によって、うんざりするようなまわりの世界から切り離され、瞑想ともいえる状態に浸ることができるのです。
京都にはピラール茜屋を刺激する何かがあります。京都という名を聞くだけで呼吸がより深くなることでしょう。京都ならではの美しい光景、 合わせる ことで共同で作り出したご提案です。日本の伝統のさらに先を行くものですが、シンプル・食材・調和という本質において変わりはありません。村田の理念は、日本で味わえる最高の炭火焼き体験を当店で提供することにあります。正真正銘の和歌山県産の白炭「紀州備長炭」に加え、エナジック社の癒しの水「還元水」を使用した唯一のメニューとなっております。和歌山産の白炭・紀州備長炭と日本の技術で作られた還元水を使用した唯一のメニューです。


メニュー
いずれのメニューであれ、お料理のボリュームとお食事にかかる時間はほぼ同じです。お値段の違いは食材によるものです。
茜屋
こちらは初めてご来店いただ く completa con degustación de Kobe Beef A5. El comensal disfruta de platos típicos japoneses y una amplia gama de carne wagyū a la barbacoa, además de pescado fresco y verduras.

Fukuroi
La recomendación para aquellos que desean ir un paso más allá, probar Ito Ranch de Matsusaka Beef A5 BMS12 y degustar el さらに一 Crown Melon de Fukuroi, hogar de Chiho Murata.

三世界
こちらはシェフのおすすめメニューであり、ペペ・フェルナンデスと村田知穂がさまざまな感性を組み 合わせる, donde Pepe Fernández y Chiho Murata combinan sensibilidades para crear una propuesta que va más allá de la tradición japonesa, conservando su esencia: simplicidad, producto y armonía. Es el único menú con tenderloin de Ito Ranch, carbón blanco Kishū Binchōtan de Wakayama y agua Kangen creada con tecnología japonesa.
このメニューは1日あたりのサービス数が限られており、ご希望の日にご利用いただけなくなります。

FAQ
当店のメニューは予め厳選された献立のお二人様用コースからなり、多様な肉料理を提供させていただ いております。ベジタリアンメニューあるいはビーガンメニューのご用意はございませんのでご了承く ださい。ただし、お二人のうちお一人のお客様がベジタリアンまたはビーガンの場合、事前にご連絡い ただければ肉類および動物性タンパク質を含まないお料理をご用意し、もうお一人には通常のお肉料理 をお楽しみいただくことができます。お肉料理をお魚料理に変更することはできません。
もちろんです。メニューには共通のお食事が数皿含まれているため、対応メニューは両方のお客様に提 供させていただくことになります。対応するメニューをご希望のお客様は、ご予約時に該当する不耐症 についてお伝えいただくのみで結構でございます。
すべてのメニューはお二人様よりとなり、メニュー料金はお一人様分となります。ただし、3名のお客 様のうちお子様がいらっしゃる場合には、1つのメニュー(お二人様用)を分けてお召し上がりいただ けます。
いいえ。レストラン店内には連続する2室に13卓のテーブルが配置され、プライバシーや店内の音を遮 断することは保証できませんのでご了承ください。厳格な意味での厳かで豪華な空間や内装の上流レス トランをお求めのお客様には、Pilar Akaneyaではご期待に沿うことができないことがございます。
当店のご予約は混み合いの状況に応じまして、最高人数が4名か6名に変化することがございます。それ以上の人数でのご予約は誠に申し訳ございませんが、承っておりません。
当店をお選びいただきましてありがとうございます。reservas@pilarakaneya.comまでメールでお知らせ ください reservas@pilarakaneya.com
の空気抽出および供給システム く それらは空気の一定の循環と換気を保証します。さらに、このレストランには、市場で最も先進的なZonair3D空気清浄システムがあります。微粒子をろ過し、Covid-19を含むウイルスを不活化する殺ウイルス性ナノファイバーが含まれています。 このテクノロジーの詳細
までお電話でご連絡いただくようお願いいたします。 +34 91 330 76 99
すべてのお申し出には感謝申し上げます。ただし、残念ながらこのようなコラボレーションは行ってお りません。
店舗情報
